放送時間15:50〜15:555分間)
KBCラジオ「中西和久 ひと日記」
放送日 出演者
内容
5月5日

5月9日
里親ファミリーホーム 土井ホーム 土井高徳さん
1948年、児童福祉法の施行に伴い開始した里親制度とは、都道府県知事の認可を受けた里親が、国から生活費、教育費などの助成を受けて保護者のいない児童(里子)を養育する制度。実親による養育が期待できない複数の子どもたちを里親が一緒に育てる「里親ファミリーホーム」には、兄弟姉妹や他の子どもたちと一緒に生活できる魅力があります。北九州市で複数の少年少女を養育する土井ホームでは、土井さん夫妻や妹さんの自然な相互のフォローや、医師、臨床心理士など専門家との連携を通して、国内ではまれな治療的里親として子どもたちのケアに取り組んでおられます。
5月12日

5月16日
北九州盲学校教諭 吉田大作さん
北九州盲学校教諭の吉田大作さん(川崎町在住)は、アマチュア落語家・川崎亭好朝として地元を中心に活躍中。『こうちょう』と名づけ、芸の上では管理職だそうです。2006年7月には「落語で考える身のまわりの人権」をテーマとして学校での子どもたちとの言葉のやりとりや「人権を大切にするためには、コミュニケーションの力(言葉のキャッチボール)が大変重要である」ことなどを落語を通して楽しく講演されています。「『笑い』は私の最大の価値観。マイナスなことを笑い飛ばしてプラスに変える。そんな考えもいいと思う」と吉田さん。
5月19日

5月23日
北九州市おもちゃライブラリ− 副館長 加藤久美子さん
小倉南区の北九州市おもちゃライブラリー(KOL)は、5月で設立26周年を迎えます。運営はボランティアが手弁当で行い、玩具で遊ぶことを通して障害のある子どもたちの成長を促すことを目的にする他、親同士の交流の場所を目指しておられます。障害のない子どもも利用し、障害の有無に関係なく、子どもたちは自然に交流しています。副館長で、自身もダウン症の息子さんがおられる加藤久美子さんは設立当初からのメンバーのひとりです。
5月26日

5月30日
薬害肝炎訴訟 原告団代表 山口美智子さん
出産時や手術の止血用として、汚染された血液製剤「フィブリノゲン」などを投与されC型肝炎ウイルスに感染したとして、全国の患者らが2002年10月から国と製薬企業を相手に福岡など5地裁で提訴。2008年1月11日「薬害肝炎救済法」が成立しました。九州訴訟原告番号1番の山口美智子さんは全国で初めて実名を公表。その後の実名公表原告の流れを作るとともに全国の薬害肝炎訴訟の「顔」となられました。
6月2日

6月6日
ビッグイシュー福岡サポーターズ広報 星野裕志さん
ビッグイシューは英国で1991年に発行され、日本では2003年9月、「ホームレスに仕事を提供し自立を応援する」ことを目標に大阪で創刊された。泣rッグイシュー日本は、ホームレスの救済ではなく仕事を提供する社会的企業。日本初のストリート・マガジンであるビッグイシューは、若い人たちの関心事や社会的な問題を先鋭的に取り上げる月2回発行(1日と15日)の雑誌。福岡では2007年5月より天神周辺を中心にホームレスの人たちが販売を行っています。全国的に減少傾向にあるホームレスですが福岡では増加が目立っており、約800名とかなり深刻な状況です。
6月9日

6月13日
作家 姜信子(きょう のぶこ)さん
作家・姜信子さんは、在日韓国人三世。東大法学部卒業後、広告会社に勤務。大学時代から交際していた日本人と結婚、産休中に書き上げた「ごく普通の在日韓国人」で86年に、第二回ノンフィクション朝日ジャーナル賞を受賞されました。著書に「追放の高麗人」「ナミイ!八重山のおばあの歌物語」「うたのおくりもの」などがあります。
6月16日

6月20日
福岡ジェンダー研究所 倉富史枝さん
「福岡ジェンダー研究所」は、1988年、キャンパスセクハラ問題に取り組む団体として発足し、2002年NPO法人になりました。心理学、社会学などの分野の研究者が参加し、相談事業や調査研究、セクハラ・パワハラ対策の研修などを行っています。この度、パワハラをテーマにした本「そこが知りたい!パワハラ対策の極意」を出版されました。
6月23日

6月27日
慈恵病院理事長 蓮田太二さん
「赤ちゃんポスト」とは、諸事情のために育てることのできない新生児を親が匿名で預けるための容器、およびそのシステムの通称です。熊本市の慈恵病院では、2007年5月10日から「こうのとりのゆりかご」として運用を開始しました。”こうのとりのゆりかご”への赤ちゃんの受け入れはあくまでも「緊急避難」的な措置であり、事前相談こそが母と子、双方を救う道であると考えておられます。しかし妊娠に悩む女性がどうしても自分では育てられない場合に匿名で赤ちゃんを預けられるところです。
6月30日

7月4日
福祉工場「レストランゆずのき」施設長 白谷憲生さん
「障害者が自分らしく、気兼ねをせずに働ける場をつくりたい」それが社会福祉法人「柚の木福祉会」理事長の白谷憲生さんの念願でした。そして出来たのが、2005年9月オープンの全国で初めて障害者と健常者がともに働くレストランタイプの福祉工場「レストランゆずのき」。障害者のありのままの姿を伝え、偏見や差別をなくすための「場」として、台所が外から一目で見渡せるオープンキッチンなどの取り組みがユニークです。
7月7日

7月11日
イシタキ人権学研究所所長 石瀧豊美さん
福岡教育大学非常勤講師(人権・同和問題論)。福岡県・福岡市の職員研修、小中高・大学などでの教職員・PTA研修、公民館・市民センター・隣保館・企業などでの啓発講座でも講師を努めておられます。テーマはおもに同和研修と歴史(郷土史)講座。研究分野は近代史・部落史・教育史・地方史。著書には「筑前竹槍一揆論」「鳥の目と虫の目で見る部落史」「身分が見える、身分がわかる」ほかがあります。
7月14日

7月18日
NPO法人「患者の権利オンブズマン」理事長 池永満さん
平成20年6月で10年目の活動に入った、NPO法人「患者の権利オンブズマン」(福岡市)は、患者本位の開かれた医療の実現と定着を目指し、患者・家族の苦情が医療側に届いて、迅速かつ適切に調査・解決されるよう、患者・家族が勇気と自信をもって医療側と対話し自ら問題解決に取り組むことができるよう、市民相談員と法律専門相談員が、無料で面接相談および支援活動を行っています。福岡と大分でボランティアの面談による相談は、今年3月末までに延べ2008件です。
7月21日

7月25日
九州大学非常勤講師 林力さん
林力さんは、1956年福岡、九州で初めて「同和教育運動」を提起されました。小学校・高等学校教諭、県立教育センター研究院、大学の教授を歴任され、2003年3月に九州産業大学国際文化学部教授を退任されました。現在、九州大学で非常勤講師として人権問題、同和問題、社会問題論、社会学等を担当しておられます。著書に「人権読本」「癩者の息子として」「父からの手紙」「山中捨五郎記」ほかがあります。近著に「人権50話」があります。