県民講座 - 福岡県人権啓発情報センターヒューマン・アルカディア

講座について

２１世紀は人権の世紀と言われています。人権が尊重される社会を実現するためには、私たち一人ひとりが身のまわりにあるさまざまな「人権問題」について考え、解決に向けて行動していくことが大切ではないでしょうか。
福岡県人権啓発情報センターでは、県民の皆様を対象とした人権問題に関する講座を開講します。
是非、皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。

対象者

人権問題に関心のある方ならどなたでも参加できます。

実施概要・講座内容

日程	6月～3月
講座内容	6講座を予定(今年度の講座一覧は右のPDFでご覧いただけます)
参加費	無料（事前申込み必要、申込順です。）
場　所	春日市原町3－1－7　クローバープラザ・7階視聴覚研修室・1階クローバーホール ※第1回のみ筑前町立三輪小学校音楽室／朝倉郡筑前町新町400

申し込み方法

インターネットによるお申し込みの場合

申込順となりますので、連絡先を必ずご記入ください。

書類送付の場合

参加申込書に必要事項をご記入の上、郵送、又はFAXにてお申し込みください。(参加決定通知につきましては、特に送付いたしません。)

【申し込み留意事項】

1）資料の準備等がありますので、できるだけ開催日の１週間前までにお申し込みください。
2）手話通訳・要約筆記が必要な場合は、各講座の10日前までにご連絡ください。
3）県民講座参加申込書に記載いただく情報は、県民講座事務及び当センターからのお知らせ以外の利用目的で使用することはありません。住所、電話番号、メールアドレス等の入力がない場合は、当センターからのご案内や悪天候や事故などによる講座中止等の連絡はできませんので、ご了承ください。
4）個人情報の取り扱いについては、「個人情報保護方針」をご確認ください。

【送付先】〒816－0804: 春日市原町3丁目1－7　クローバープラザ7階
公益財団法人福岡県人権啓発情報センター事業課; 電話：092－584－1271 / FAX：092－584－1273

過去の開催実績

県民講座２０２３の実施報告

　2023年度は、ハンセン病問題、LGBTQ+、多様性、人権全般をテーマに、各分野で活躍されている方々を講師にお招きし全６回実施しました。

　第１回、第２回では、国立療養所菊池恵楓園　絵画クラブ「金陽会」の作品展を小学校と当センターで実施しました。福岡県内の学校で金陽会の作品展を実施するのは初めての試みでした。キュレーターの藏座さんから、『光の絵画』と言われる金陽会の作品（絵）にまつわるお話も聞ける貴重な機会となりました。
　第５回では、20年以上日本に住むアン・クレシーニさんを講師に迎え、アンコンシャス・バイアス（無意識の偏見）や多様性社会についてお話いただきました。

参加者の声

（第２回）

作品から伝わる説明のできない力を感じます。家族や友人と差別や生き方について話す機会になると思います。
人権問題については頭ではわかっていても、なかなか身近には感じられないのが現実で、でもこの作品展はその絵と絵を通して作者の人となりが感じられ、差別と人権について考えることができたような気がします。

（第５回）

自分の中に偏見があることに気づきました。ものごとの本質を考えていきたいと思います。
誰と関わるかに関わらず、１人１人は違う存在だと意識をしていますが、無意識が一番怖いなと改めて感じました。
「日本は暮らしやすいけど、生きづらい」は、目からウロコでした。名言だと思います。自殺も多いしそういう世の中が変わっていければいいと思います。