14.犯罪被害者等の人権
- 犯罪被害者やその家族の人権に関することがらで、人権がとくに尊重されていないと思うことはどのようなことですか？(2011人権問題に関する県民意識調査)
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56.9％が「プライバシーに関することが公表されたり、取材により私生活の平穏が保てなくなる」をあげています。
「身体的・精神的に被害を受け、長期間被害に苦しむ」も55.3％あげられており、この２つが犯罪被害者やその家族に対する人権侵害を代表するものでしょう。
- 気づきのポイント
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犯罪に巻き込まれた当事者やその家族にとっては、事件によって直接被害を受けるだけでなく、周囲の好奇の目、誤解にもとづく中傷、過剰な報道などにより、精神的にも重大な被害を受けるという実態も見逃せません。こういった人たちが、被害から立ち直り、地域において再び平穏に暮らせるようになるためには、何よりも地域の人びとの理解と温かい心配りや協力が重要です。
「福岡犯罪被害者総合サポートセンター（TEL092-735-3156）」では、きわめて困難な状況に直面している犯罪被害者やその家族に対する電話や面接での相談を通じての精神的ケアを始め、裁判所・病院・警察署などへの付き添いなどの支援活動を行っています。
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