人権(じんけん)とは、安心して生きる権利(けんり)、自分で自由に考える権利(けんり)、自由に意見を言う権利(けんり)、仕事を自由に選(えら)んで働(はたら)く権利(けんり)、教育を受ける権利(けんり)や裁判(さいばん)を受ける権利(けんり)など、地球上に住む人びとが生まれながらに持っている基本的(きほんてき)で具体的(ぐたいてき)な権利(けんり)です。 つまり「人権(じんけん)」とは、「人が人として生きる権利(けんり)」なのです。

「子どもだから」というだけであなたの「自由」が制限(せいげん)されたり、「平等」な扱(あつか)いを受けられないとしたら、それは人権(じんけん)がしっかりと守られていないということです。

体の特徴(とくちょう)、苦手とすること、方言、家族に関(かん)すること、生まれたところなど、あなた自身が責任(せきにん)を負う必要(ひつよう)のないことでみんなと違(ちが)う扱(あつか)いを受けたとしたら、それは人権(じんけん)が守られていないときかもしれません。これまでにこのような扱(あつか)いを受けたことはありますか？また、ほかの人にしたことはありませんか？振(ふ)り返(かえ)ってみましょう。