じんけんきづきシート

7.外国人(がいこくじん)の人権(じんけん)

かんがえてみよう

福岡県(ふくおかけん)に住む外国人のうち、どの国からきた方が一番人数が多いか知っていますか?
困(こま)っている外国人に出会った時、あなたは声をかけることができますか?
チェック

きづきのポイント

ポイントその1
2010年の福岡県(ふくおかけん)における外国人登録者(とうろくしゃ)数は52,750人です。1位(い)が中国の21,936人、2位(い)が韓国(かんこく)・朝鮮(ちょうせん)の18,755人、3位(い)フィリピンの3,789人、以下(いか)アメリカ1,165人、ベトナム793人の順(じゅん)となっています。私(わたし)たちの身近にも、多くの外国人が暮(く)らしていることがわかります。
ポイントその2
最近(さいきん)は、仕事や勉強のために、一時的(いちじてき)に日本に滞在(たいざい)する外国人が増加(ぞうか)しています。彼(かれ)らは、日本語がよくわからなかったり、日本の習慣(しゅうかん)になれていないことから、住民(じゅうみん)とのトラブルや、県や市町村からの福祉(ふくし)サービスなどを十分に受けられないことによる問題などを抱(かか)えていることがあります。
ふかめてみよう

もし、私(わたし)たちが、言葉の通じない国で生活することになったら、どんなことで困(こま)るでしょうか?また、どうすれば問題が解決(かいけつ)するかもあわせて考えてみましょう。

日本人の中には、知らない人に対して親切には接(せっ)するけれども、積極的(せっきょくてき)に仲良(なかよ)くするのは苦手で、できればあまり関(かか)わりたくないと考える人もいます。しかし、多くの外国の人びとが同じ地域(ちいき)の中で暮(く)らすようになった今日(こんにち)、大切なのは、さまざまな文化の中で育った人びとが、一緒(いっしょ)に楽しく暮(く)らしていける地域(ちいき)社会を作っていくことではないでしょうか?そのために、私(わたし)たちにできることは何か、考えてみましょう。

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