じんけんきづきシート

15.性同一性障害(せいどういつせいしょうがい)の人びとの人権(じんけん)

かんがえてみよう

人間には「からだの性(せい)」と「こころの性(せい)」があることを知っていますか?
「男の子は男の子らしく」、「女の子は女の子らしく」ふるまうべきだと思いますか?
チェック

きづきのポイント

ポイントその1
多くの人は、<からだの性(せい)>と<こころの性(せい)>が一緒(いっしょ)ですが、なかには<からだの性(せい)>が女性(じょせい)で<こころの性(せい)>が男性(だんせい)の人や、<からだの性(せい)>が男性(だんせい)で<こころの性(せい)>が女性(じょせい)の人がいます。<からだの性(せい)>と<こころの性(せい)>が一致(いっち)しないため、社会生活に支障(ししょう)がある状態(じょうたい)を「性同一性(せいどういつせい)障害(しょうがい)」といいます。
<からだの性>:からだのようすが男性か女性かということ(外見)
<こころの性>:自分のこころ、気持ちが男性か女性かということ(内面)
ポイントその2
性同一性(せいどういつせい)障害(しょうがい)の人びとは、さまざまな場面において<こころの性(せい)>とは違(ちが)うふるまいや服装(ふくそう)を要求(ようきゅう)され、苦痛(くつう)を感じています。
例(たと)えば、<からだの性(せい)>=女性(じょせい)で<こころの性(せい)>=男性(だんせい)の場合に、通学時において女性用(じょせいよう)の学生服を着用しなければならないとき、本人は大きな精神的(せいしんてき)苦痛(くつう)を受(う)け続(つづ)け、学校に通学できなくなるといった事例(じれい)も報告(ほうこく)されています。
ふかめてみよう

性同一性(せいどういつせい)障害(しょうがい)の人びとに対する偏見(へんけん)や差別(さべつ)は、いろんな性(せい)のあり方について正しく理解(りかい)せず、「みんなと同じでない」人びとを排除(はいじょ)しようとする心理から生まれます。人はみんな違(ちが)ってあたりまえなのです。性同一性(せいどういつせい)障害(しょうがい)の人びとと出会った時に、どのように接(せっ)することが相手の人権(じんけん)を尊重(そんちょう)することになるのか、考えてみましょう。

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